松山英樹Vの裏で…痛恨の勘違いで5200万円逸 誤球で2打罰、米メディア指摘「大きな代償払った」
ザ・セントリー最終日
ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日(日本時間6日)に米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で最終日が行われ、松山英樹(LEXUS)が1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、通算35アンダーで自身の持つアジア人最多勝利記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。360万ドル(約5億6600万円)の賞金を手にしたが、その裏では痛恨ミスによって大金を逃した選手も。米メディアが「大きな代償を払った」と伝えている。 【動画】「罰打を防いだ」 大ピンチの松山英樹、同組選手が無罰を指摘した“紳士的行動”の動画 問題のシーンは最終日の15番パー5で起きた。ウィル・ザラトリス(米国)とキャム・デービス(オーストラリア)は第3打で、誤ってお互いのボールを打ってしまう痛恨のミス。両者ともに第3打を打ちなおしただけでなく、2打罰も受ける羽目になった。米専門誌「ゴルフウィーク」によると、「両者ともグリーンに着くまでミスに気がつかなかった」そうで、ともにこのホールでボギーを叩いた。 米専門サイト「ゴルフ.com」は各選手の獲得賞金を紹介する記事の中で2人のミスに触れた。ザラトリスは26位タイで大会を終えており、2打罰が無ければ15位タイ。約13万ドル(約2000万円)を損してしまった。同じく13位タイのデービスも5位タイに入れたはずで、こちらは約33万ドル(約5200万円)の損失。記事では「極めて大きな代償を払った」「大金が懸かった場面では、単純な失敗が巨額を失うことになると証明した」と指摘していた。
THE ANSWER編集部