暴行事件で揺れるノルウェー王室がクリスマスフォトを発表 王子の不在にロイヤルファンがざわつく
このところ世界のニュースを騒がせているノルウェー王室。メッテ=マリット王太子妃の連れ子として王室に入ったマリウス・ボルグ・ホイビーが女性に対する暴行事件で3度逮捕されたことで、望まないであろう注目を集めている。そんな中、クリスマスフォトを発表したが写真にある異変が。ロイヤルファンをざわつかせている。 【写真】波乱のノルウェー王室ほか、各国欧州ロイヤルキッズの2024年をおさらい
ノルウェー王室は今週初めに王室のホームページでクリスマスフォトを公開した。写真は12月19日にオスロにある宮殿の赤の広間で撮影されたもので、写っているのはノルウェー王ハーラル5世とソニア王妃、ホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃、そして未来の女王イングリット・アレクサンドラ王女。昨年までクリスマスフォトに写っていたホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃の息子で、現在19歳のスヴェレ・マグヌス王子の姿がない。
スヴェレ・マグヌス王子(写真)不在の理由について王室は「王子は今、トロンハイムに住んでいる。写真が撮られたときオスロの宮殿にいなかった」と現地の新聞「Dagbladet 」に説明している。報道によるとトロンハイムはオスロから車で約6時間。王子は今年の春に高校を卒業、この秋にトロンハイムに引っ越したという。とはいえ王子は王位継承順位第3位。写真に入っていてもいいのではないかと疑問を呈する声も上がっている。
こちらが去年のクリスマスフォト。左端に王子も写っている。この年はメッテ=マリット王太子妃が新型コロナウィルスに感染していたために欠席だった。
ちなみに今年のクリスマスフォトにはマリウス(写真左端)も写っていないが、これは通常通り。彼は18歳になった2015年以降、ロイヤルファミリーのクリスマスフォトの撮影に参加していない。成人したのを機に、私人としての生活を送る選択をしたと見られていた。 11月に逮捕されたマリウスについて、警察は「意識がない状態、あるいはその行為に反対することのできない状態にある相手と性交した疑い」があると発表。それ以降新たな情報は公開していないが、今も捜査中であるという。。異例のスキャンダルにマスコミの目が集中している。