横浜流星主演映画『正体』、夏と冬で撮影を分けて徹底したリアリティを追求したメイキングスチール公開
染井為人による傑作小説『正体』が実写映画化し、11月29日(金)より全国ロードショー。この度、メイキング写真が公開されています。 『余命10年』が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンス・エンタテイメント『正体』が誕生しました。2023年7月にクランクインし、主演に横浜流星、共演に吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、そして山田孝之ら日本を代表する豪華俳優陣を迎え、劇中の季節と実際の季節が合うようにという藤井道人監督のこだわりのもと撮影がスタート。『全員、片思い』で意気投合し、『青の帰り道』から『ヴィレッジ』『パレー ド』とともに作品を作り上げてきた藤井監督と横浜。約4年前、“横浜流星主演で長編映画を作る”と決めた藤井監督がその1本目として企画を立ち上げた本作。藤井監督は「順番が前後してしまいましたが、このタイミングで撮れてよかったとも思っています。最終形態に近いくらいお互いを知り尽くしていますから」とコメントを寄せている通り、藤井組として作品を作り、そしてまた別々の現場で経験を積み再び集結します。お互いを知り、築き上げた信頼関係があるからこそ、 阿吽の呼吸でお互いの意図を汲みながら撮影が進んでいきました。 このようにこだわり抜かれた環境で作り上げられた本作は、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)が姿を変えながら逃亡する343日間の物語を描いています。鏑木決死の逃亡劇に一層のリアリティを帯びさせるため夏と冬に分けて撮影が行われており、撮影を夏と冬に分割したことで「撮影済みのシーン」を客観的に見直し、「これから撮影するシーン」の整理や「作品全体」を俯瞰する時間を確保したそうです。そのうえで脚本を練り直し、幾つか新たなシーンも加えられました。映画『正体』は11月29日(金)に全国公開。引き続き本作の続報にご期待ください。 (C)2024 映画「正体」製作委員会