センバツ高校野球 木更津総合 「ガッツあるプレーを」 きょう、金光大阪と2回戦 /千葉
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で延長戦の末に山梨学院(山梨)を降した木更津総合は大会第7日の25日、第2試合(午前11時半開始予定)で金光大阪(大阪)との2回戦に挑む。24日、大阪府豊中市内での練習を終えた選手らに次戦の意気込みを聞いた。 初戦で十三回を投げ抜いた投手の越井颯一郎(3年)は「マウンドから三塁側アルプス席が見えて、落ち着いて楽しく投げることができた」と振り返った。投球数は160球を超えたが、「疲れはもうない。1回戦と同じように集中して投げたい」と気合を入れた。 初戦でフェンスにぶつかりながら邪飛を好捕した内野手の渡辺陸(同)は「絶対に落としたくない気持ちで痛みもなかった。あのプレーでチームに流れを引き寄せた」と笑顔を見せた。調子も気持ちも上向きだといい「2回戦でも元気よくガッツあるプレーをしたい」と話した。 五島卓道監督は金光大阪について「バッテリー中心のチーム。投手は制球力も高いので、1球で仕留められるようにしたい」とした。【長沼辰哉】