【和歌山県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 本州最南端で行われる幻想的な火祭り
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】和歌山県の冬の絶景・風物詩10選を一気見! 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。今回は、和歌山県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか?
◆本州最南端の火祭り
「本州最南端の火祭り」は、本州最南端の潮岬にある「望楼の芝」で行われる芝焼きイベント。害虫を駆除し新芽の生育を促すため、例年1月下旬に開催される。 夕方になると地元の高校の弓道部員が火矢を放ち、約10万平方メートルの芝生に点火。火が一面に燃え広がる光景は幻想的だ。 また、地元の民謡や踊り、串本町トルコ文化協会によるトルコの民族舞踊が披露されるほか、串本町名物の鍋料理「しょらさん鍋」が振る舞われる。 開催時期:1月下旬 本州最南端の火祭り(ほんしゅうさいなんたんのひまつり) 開催地 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬 望楼の芝
◆お燈まつり
「お燈まつり」は、熊野三山の一つ「熊野速玉大社」の摂社「神倉神社」の例祭。1400年以上の歴史を持つことから日本最古ともいわれる火祭りで、国の重要無形民俗文化財、県の無形民俗文化財に指定されている。 熊野地方を訪れた神武天皇を、松明を掲げて出迎えたことが起源とされており、白装束に荒縄を締めた約2,000人の上り子(あがりこ)と呼ばれる男性たちが、御神火を灯した松明を持ち、神倉山の538段の石段を駆け下りる。 この階段を下る火が滝のようにも竜のようにも見え、新宮市など熊野地域で歌われる民謡「新宮節」の一節、「山は火の滝、下り竜」を彷彿とさせる。 開催日:毎年2月6日 お燈まつり(おとうまつり) 開催地 和歌山県新宮市神倉1-13-8
◆SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe
「SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe」は、白浜町にある「白良浜」で開催されるライトアッププロジェクト。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる関西屈指の美しいビーチが、イルミネーションの輝きに包まれる。 日没後からナイトタイムにかけて、延長約620メートルの白砂の浜をレインボーカラーの光と音で演出。時間帯によって色や音楽が変化し、冬の砂浜がイマーシブな空間へと変貌する。 開催期間:開催中~2024年2月29日(木) SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe(シララハマライトパレードバイフェスタルーチェ) 開催地 和歌山県西牟婁郡白浜町864(白良浜)