第94回選抜高校野球 公式戦イメージしプレー 市和歌山、対外解禁後初の練習試合 /和歌山
<センバツ2022> センバツに出場する市和歌山は11日、対外試合解禁後初となる練習試合を和歌山市の同校グラウンドで行った。初芝橋本と2試合対戦し、1試合目は16―4で大勝し、2試合目は6―6で引き分けた。 1試合目は、初回から3安打を放つなどして2点を先取すると、二回にも米田天翼投手(2年)の二塁打から犠打などを絡め加点。三回は寺田椋太郎選手(2年)が適時二塁打を放つなど、その後も攻撃の手を緩めずに大量点を奪った。投手陣は、センバツでも登板が予想される米田投手が3回を投げ無失点、宮本勇投手(2年)が3回1失点だった。 半田真一監督は「打撃はここから更に上げていくだけ。米田、宮本はこんなものだとみていた。雰囲気を甲子園モードに持っていきたい」と話した。米田投手は「変化球を交ぜ、公式戦をイメージして投げた」と振り返り、初戦の花巻東戦に向けて「不安もあるが、一番は楽しみ」と話していた。【橋本陵汰】