ヤーレンズがM-1優勝、菅原美優はベストKO賞。互いにステップアップしての再会を誓う【K-1 AWARDS】
昨年の「M-1グランプリ2023」で初の決勝進出を果たし最終決戦まで進むも惜しくも準優勝となったヤーレンズが2月7日、K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」で敢闘賞のプレゼンターを務めた。 その前にひとネタ披露したヤーレンズはK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が敢闘賞を受賞した際に再登場。出井隼之介は「「M-1に出ると、こういうところにお呼ばれするのかとびっくりしてます。こういう賞は励みになる賞だと思うので、さらにステップアップしていただければ。応援しています」、楢原真樹は「全部彼に言われてしまいました。去年は4回戦って4回とも勝つという素晴らしい。僕も何の大会かは言えないんですが6回戦って6回勝ってますので。これからもどんどん勝ち続けて頑張ってください。月並みでごめんなさい」などとそれぞれスピーチした。 表彰式後には菅原と3人で会見。楢原はこの日の出来について「満点が何点かは言えないですが670点です」と高い自己採点。菅原がファイターと美容師の二刀流と聞かされると「二刀流といえば近年では宮本武蔵さん以来出てないということで」とボケてから「K-1でグーでしょ、美容師さんはハサミでチョキ、あとはパーがあればじゃんけんコンプリート…という話をどうにか面白く書いてもらえれば。あとはライターさんの仕事です」と報道陣に丸投げする場面も。
菅原は昨年はKrush MVP、今年は敢闘賞と着実にステップアップしているのだが、来年については「MVPは高い目標すぎるので(笑)。欲を言えば倒したいという目標があるのでベストKO賞を狙いたい。女子でKO賞を獲ったらカッコいい。全人類が引くくらいの倒し方で人を倒してみたいと思っているので練習頑張ります(笑)」と女子初のベストKO賞という目標を掲げた。 ヤーレンズは楢原が「今年はグッドデザイン賞のほうを狙わせていただこうかと。もしくはカー・オブ・ザ・イヤーを」とボケるが出井は「僕はM-1グランプリを狙っています」ときっぱり。来年はベストKO賞受賞者とM-1グランプリ優勝者という互いにステップアップしての再会を誓い合った。