富士山 静岡側で“冠雪”確認も「初冠雪」はおあずけ…山梨・甲府から目視できず
観測史上最も遅い時期を過ぎてもいまだ観測されていない富士山の「初冠雪」ですが、6日朝、静岡県側から見た富士山では今年初めての冠雪が見られました。 6日朝、静岡県側から撮影した富士山には、山頂から8合目付近まで白い雪に覆われているのが確認できます。甲府地方気象台によりますと、富士山の山頂付近では気温が氷点下まで下がり、5日から6日朝にかけ、断続的に雪が降ったとみられるということです。 一方、山梨県甲府市から見た富士山は雲に覆われ、その姿を見ることができません。富士山の「初冠雪」は甲府地方気象台の職員が気象台から目視で判定していますが、6日午前11時現在、冠雪を確認できていません。 富士山の初冠雪はこれまで10月26日が最も遅く、今年は1894年の観測開始から130年間で最も遅い初冠雪となります。 また、富士吉田市が独自に発表している「初雪化粧宣言」も6日午前現在、発表されていません。
◇ ◇ ◇