【京アニ裁判】実名か匿名か...遺族それぞれの思いと選択『実名で向き合う。覚悟を持って挑んだ』『匿名という選択肢を与えていただいたことに感謝します』
寺脇(池田)晶子さんの夫『実名で向き合うと決めたから逃げない』
京都アニメーション放火殺人事件で犠牲となった寺脇(池田)晶子さんの夫。裁判の最中、2023年11月、実名審理を選択したことについて改めて尋ねると、手紙で胸の内を明かしてくれた。 【寺脇(池田)晶子さんの夫の手紙より】「亡くなった妻の裁判に、実名で向き合う。私たちはそんな覚悟を持って挑んだものの、ものすごくつらかったのも事実です。でもだからといって、実名審理をやめようとは思いません。私たちは向き合うと決めたから逃げない。そんな想いで今、裁判に臨んでいます」 事件から4年。143日間もの長期に及ぶ裁判は1月25日の判決でひとつの節目を迎えることになる。 (2024年1月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)
【関連記事】
- ▼「スタジオ前で1人ずつ遺体運ばれる様子をただ見ているしかなかった…」京アニ八田社長“事件当時の心境”法廷で語る 事件後社員らは「涙こらえて作品作り続けた」
- ▼「警察公安部に監視されている」捜査段階では「作り話」と説明 青葉被告の主張の矛盾を検察官が指摘【京アニ裁判】
- ▼「多くの人が死ぬと思ったから」京アニ放火殺人事件 青葉被告が第1スタジオ狙った理由を明かす
- ▼「男から液体をかけられました、頭部から上半身。燃料系のにおい」火に包まれた京アニのスタジオ、生存者が放火の瞬間を初証言。そのとき青葉被告は無表情
- ▼「知ろうとしなかったのは罪ではないか?」首傾げ"深い沈黙"...答えに窮した青葉被告へ裁判員らが初めての被告人質問 事件起こした時の心境は?「やけくそでした」