「ものすごいオーラで、怖くて嫌いだった…」 福士蒼汰&松本まりか、映画『湖の女たち』の撮影秘話をぶっつけ生トーク
俳優の福士蒼汰さん、松本まりかさんがCBCテレビ「チャント!」の「ぶっつけ!生トーク」に生出演。若狭敬一アナウンサーの"ぶっつけクエスチョン"に答えました。 【動画】「福士くんとは一切話さなかった」 松本まりかが語る撮影中の驚きのエピソードは【2分48秒~】
初共演のダブル主演で難役に挑戦!
2024年5月17日(金)から全国公開される映画「湖の女たち」(大森立嗣監督)でダブル主演を務めた2人。吉田修一さんの同名小説が原作で、琵琶湖近くの介護施設で100歳の老人が殺害された事件を発端に、人間の生の極限を描き出すヒューマンミステリーです。 福士さんが演じたのは、厳しい取り調べを行いながら、次第に容疑者・佳代への歪んだ支配欲が目覚めていく刑事・濱中圭介。松本さんは、老人殺しの嫌疑をかけられる中、捜査する圭介との異常な関係に溺れていく介護士・豊田佳代を演じました。若狭アナは、初共演で難役に挑んだ2人に、それぞれの役作りについて質問しました。 (若狭アナ) 「ものすごい難役ですが、どう役作りしましたか」 (福士さん) 「役作りをしていきましたが、(大森)監督からは『役作りをしたことは全て忘れてくれ』と言われました。今、感じたこと、思ったものを、その瞬間に言葉に発して行動に移してくれと。全部を忘れて心から湧き上がったもので演じました」 (若狭アナ) 「これからも続く役者人生の中で、振り返ると大きな分岐点になりそうな作品なのでは?」 (福士さん) 「間違いなくそうだと思います。役者人生のターニングポイントと言っていいほどの作品です」 (若狭アナ) 「佳代も、これまた難役。どのように演じましたか」 (松本さん) 「彼女を頭で理解しようとするのは、おこがましいくらいの難解な役。ただ、彼女の置かれている状況や、追い詰められた感じ、もどかしい感じが体感としては分かった。それだけを感じるようにしようと、現場ではほとんど誰とも話をしなかった。特に福士くんとは一切話さなかったです」 (若狭アナ) 「シリアスな関係だから、仲良くしたら難しかったと思いますが」 (福士さん) 「仲良くしなかったです。まったく話さないで、1か月以上、僕のチャームポイントの笑顔を封印して接しました」 (松本さん) 「怖かったです、ものすごいオーラで。正直、(福士くんのことが)本当に嫌いでした。怖くて、嫌いだけれど、何かそれがとても魅力的で。映画の役と役では、とても必要な感覚なので良かったと思います」 撮影中は「福士さんのチャームポイントが笑顔なのは、知らなかった」と笑う松本さん。映画のキャンペーンが始まり、「今は大好きになりました」という言葉に、福士さんはほっと胸をなでおろします。