新たに人質2人の映像公開 ハマス、イスラエルに圧力
【ガザAFP時事】イスラム組織ハマスは27日、パレスチナ自治区ガザで人質に取っている男性2人が、人質全員の解放に向けた合意を結ぶようイスラエル当局に求める映像を公開した。 ハマスは24日にも別の人質の映像を出したばかり。 人質らの支援団体は、2人が昨年10月7日にハマスにより拉致されたオムリ・ミランさん（47）とキース・シーゲルさん（64）と特定。ミランさんは「ハマスに202日間拘束されている」と語り、映像が最近撮影されたことを示唆した。 ミランさんは「ここでの生活は不快でつらい。爆弾がたくさんある」と強調。「私たちを安全かつ健康な状態でここから出す合意を結ぶ時だ。合意に向け、（イスラエル政府に）抗議を続けてほしい」と呼び掛けた。発言はハマスに強要された可能性がある。
