30万円する電動自転車にまたがり…2度目の五輪出場のバスケ・富樫勇樹「ワイルドすぎる散歩姿」
一見、サーファーと見まがうような日焼けしたワイルドな男が、黒髪をなびかせながら都内を自転車で走っていた。赤信号で停車すると「暑いなぁ~」と言わんばかりに西日をニラみつけながら、髪をバサッと手櫛でかきわける。信号が青に変わるや、サーファー風男は住宅街へ向かって走り去った。 【画像】超レア!バスケ・富樫が人気自転車で颯爽と東京の街を駆け抜け Bリーグの『千葉ジェッツ』に所属する富樫勇樹(30)を発見したのは6月下旬。ファッションブランド店が立ち並ぶオシャレ街・青山(港区)はインバウンド客で賑わっていたが、そこを富樫は軽やかに“突破”。鮮やかに抜かれた修学旅行生と思しき男たちは「やっぱそうだよ! ヤバッ!」と“ナマ富樫”を指さして興奮するのだった。 バスケ界のなかでもオシャレで知られる富樫はこの日、真っ白なTシャツに黒の短パン、ビーサンというラフな格好。存在感のあるサングラスはSNSでも登場したお気に入りの逸品のようだ。ちなみに富樫がまたがっているのは、ここ最近よく見かけるようになったゴツい電動アシスト自転車「アルコン」。アメリカ製で価格は30万円超である。 軽快でオシャレな私生活に負けじと、富樫は本業でも絶好調。スピードと正確なシュート力を武器に日本代表を牽引。五輪直前の国際試合の最終戦となる韓国戦でも司令塔としてチームを牽引し、3ポイントを決めるなど五輪へ弾みをつけた。7月8日に五輪代表メンバーが発表されたが、富樫はキャプテンとしてパリ五輪に臨むこととなった。JBA(日本バスケットボール協会)で行われた記者会見でこう意気込みを語っている。 「チームとしてベスト8(予選ラウンド突破)という目標があるので、そこにたどり着くために僕ができることをやっていきたいです。僕は2度目のオリンピックになりますが、本当に特別な舞台です。誰もが立てる舞台でもないと思っているので、責任を持って戦っていきたいです」 フランスと激突する7月30日に31歳となる富樫。自らのバースデーを勝利で飾ってもらいたい。
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