関東5車は別線勝負 3連勝の小林泰正「再度眞杉君の番手」、ダービー王平原康多は「同県の森田君へ」/前橋競輪G3・決勝全選手コメント
前橋競輪場の「三山王冠争奪戦(G3)」が4日に最終日を迎える。12R決勝へ出場を決めた9選手のコメントを紹介する。(アオケイ・宮本記者)
1番車 眞杉匠
初手の並びは理想的だった。ラインで決めるためにと早めの仕掛けは心掛けていた。けど、木暮さんが捌かれたのは分からなかったです。山田君が中途半端だったけど、決着が付いたかなと思ったところで行きました。2日目にセッティングが出て、良い感じで走れている。やっても微調整ですね。決勝は森田君とは別で自力。
2番車 窓場千加頼
中団の位置にこだわったのはレースの流れの中での判断。先行している坂井君の後ろは自力のある佐々木(悠葵)君だったので、早めに行きました。早めに行くことで油断させて翻弄しようと。深谷さんの巻き返しが怖かったというのもありますが…。波を作って詰まったところで行きました。前橋は特殊で走りにくかったけど、3日目にして修正できた。万全の状態で挑めそうです。決勝も自力。
3番車 平原康多
ある程度までは想定通り。(森田優弥が松井宏佑の)番手に入るまでは予想してなかった。新田が外を踏んでいたので、内に来るのは慎太郎さんだしそこだけ気を付けていました。(二次予選は)眞杉との力のバランスを読み誤って差せなかったけど、状態は上向いています。同県の森田君へ。
4番車 橋本強
眞杉君に良いところで叩かれてしまった。町田君が退避した感じに見えたので、早かったけどあそこ(眞杉の3番手の位置)にスイッチしないと着はないなと。決勝は単騎で前々に。優勝のチャンスが見えたらそこの位置で勝負しに行こうと思う。
5番車 佐藤慎太郎
スピードレースになりそうで怖かった。新田君がもう少し早く仕掛ければ結果は違ったかも知れないけど、今日は森田君がうまかったね。残り四分の一周で対応できたし悪くない。でも調子云々より自分は気持ちで走ってるので。決勝は平原の後ろにいきます。それが自然でしょう。
6番車 村田雅一
思っていた展開とは違ったけど、窓場君がメチャクチャ強かった。歯を食いしばって付いていきました。窓場君には何度も付いているけど、一枚むけたかんじですね。付いて行っているだけだけど、最近の自分なら離れてしまっていたかもしれない。自分を褒めてあげたいです。決勝は再度、窓場君の後ろ。