トランプ氏が15州で勝利確実、ハリス氏はワシントンと7州制す 米大統領選
[フィラデルフィア(米ペンシルベニア州) 5日 ロイター] - 5日に投票が行われた米大統領選の開票作業が進み、エジソンリサーチによると、共和党候補のトランプ前大統領が15州で勝利を確実にした。一方、民主党候補のハリス副大統領は首都ワシントンと7州を制した。 米東部時間午後9時半(日本時間6日午前11時半)時点でワシントンと41州で投票が締め切られており、選挙人獲得数はトランプ氏が162人、ハリス氏が81人となった。全米538人の選挙人のうち270人を獲得した候補が当選する。 開票速報は事前の予想通りとなっており、激戦7州が最終的に勝敗を左右するとみられるが、激戦州全ての結果が判明するまで数時間あるいは数日かかる可能性がある。 調査会社デシジョン・デスクHQはトランプ氏が激戦州ノースカロライナで勝利を確実にしたと伝えたが、他のメディアやエジソンリサーチはまだ勝敗の判断を出していない。 エジソンリサーチによると、同じく激戦州のジョージアでは開票率77%の段階でトランプ氏の得票率が52.3%と、ハリス氏の47.1%を上回っている。 出口調査速報では投票者の48%がハリス氏に好意的と回答し、トランプ氏は44%となった。有権者の73%が米国の民主主義が脅かされていると捉え、約3分の1がそれぞれ民主主義と経済を最も重要な争点だと考えていることも分かった。[nL6N3LZ083] *内容を更新しました。