屋久島町口永良部島の新岳(左)の爆発的噴火から29日で9年。当時全島避難を余儀なくされた住民らは被災の教訓を継承し、火山防災に取り組む。右は古岳=21日、同島(南日本新聞社)
「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承
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