受け取ったちび軍手ィをはめた児童

　カラフルな軍手に絵柄を印刷した「軍手ィ」を販売する信州大繊維学部（長野県上田市）の学生サークル「ハナサカ軍手ィプロジェクト」は21日、上田市川西小学校で1年生25人に子ども用の「ちび軍手ィ」を贈った。児童は早速はめて学生とゲームを楽しみ、感謝の手紙と折り紙で作ったバラの花をお礼に贈った。 【写真】ちび軍手ィをはめて学生たちと遊ぶ児童たち

　学生3人が訪問。贈呈式で赤色にイチゴの絵柄をプリントしたものや、恐竜の絵柄の緑色など6種類を披露した。児童は好きな色を選んで受け取り、手にはめて「ぴったり」「あったかい」と笑顔。野球が好きな清水壱真(いしん)君（6）は野球のボールやグローブなどが描かれた黄色を選び、「うれしい。野球をする時や冬に使いたい」と喜んでいた。 　同プロジェクトは軍手ィをイベントなどで販売し、収益で作ったちび軍手ィを2009年度から県内の小学1年生に贈っている。本年度は163校の約7600人に配る予定。3年の黒滝英基さん（21）は「喜んでもらえて良かった。これからも活動を続けていきたい」と話していた。