「オール沖縄」と自民引き分け 共産と社民は唯一の選挙区死守 沖縄
沖縄4選挙区は、立憲、共産、社民いずれかの公認で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政治勢力「オール沖縄」が推す候補が、自民候補と2議席ずつを分け合った。前回同様、1、2区で共産と社民の各候補が当選を確実にし、両党とも全国唯一だった小選挙区議席を守った。 【写真】当選確実の報道を受け万歳する赤嶺政賢氏(左)=2024年10月27日午後11時36分、那覇市内の事務所、棚橋咲月撮影 いずれの選挙区も、最大の対立軸は辺野古移設の是非。政府が知事に代わり設計変更を承認する「代執行」に踏みきり、辺野古北側の埋め立てに本格着工する中で迎えた初の国政選挙だった。 オール沖縄は2014年衆院選で全勝、17年は3勝1敗、21年は2勝2敗だった。
朝日新聞社