鮮やかな冬鳥の群れ100羽、松本市街地に 人気のヒレンジャクやキレンジャク「珍しい」
長野県松本市中心市街地の街路樹などに、冬鳥のヒレンジャク、キレンジャクの群れが姿を見せている。9日、同市本庄でカイヅカイブキの実を求めて100羽ほどが集まっていた。 尾羽の先端が、ヒレンジャクは赤色、キレンジャクは黄色。信州野鳥の会顧問の丸山隆さん(74)=松本市=によると、秋にシベリアなどから日本に渡る。鮮やかな色合いから写真愛好家らに人気の鳥だ。丸山さんは「市街地でこれほどの群れが見られることは珍しい」と話す。 撮影していた信州大経法学部4年の中野裕介さん(23)=同市=は「赤や黄が鮮やかで、丸っこくてかわいい」と話していた。