【DeNA】東克樹が開幕から無傷6連勝 8イニング2失点で6年ぶり甲子園星「やっぱり特別なもの」
◇22日 阪神2―5DeNA(甲子園) DeNAのエース東克樹投手が、阪神打線を8イニング5安打2失点に抑え、開幕から無傷の6連勝。新人だった2018年以来6年ぶりに甲子園で白星を挙げた。 「野球と言えば聖地甲子園。そこで勝利することができてうれしい」。雨の中のヒーローインタビューで白星を喜んだ。 大山に2回にソロ、4回には適時打を浴びたが後続を料理。「複数失点をしないように、せっかくリードをもらっているので丁寧に投げた。ターニングポイントかな」と傷口を広げなかった。制球力を生かし与四死球もゼロ。「(前回登板で)アームアングル(腕の角度)を下げてしっくりする部分がある。調子を維持したい」と昨年最多勝男は飽くなき改良にも力を注いでいる。 愛知・愛工大名電高時代は春夏計3度出場した甲子園で、プロ通算39勝目。「(高校は)寮生活で野球に2年半をささげてきた。(甲子園は)やっぱり特別なものかな」と喜びをかみしめた。 三浦監督は「しっかり東で取れたのが大きい。また貯金(生活)に戻れた」と目尻を下げた。
中日スポーツ