阿部監督に“アピール失敗”…巨人、1軍でチャンスを掴めなかった選手(4)かつてのレギュラー級が“大失速”
プロ野球の世界では、一軍への生き残りをかけて激しい競争が繰り広げられている。ファームでは好成績を残していても、上で目立った活躍ができなければ、二軍再降格が命じられることとなる。ここでは、今季一軍での出場機会を得るも、チャンスを掴めなかった読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月22日時点)
増田陸
・投打:右投右打 ・身長/体重:179cm/88kg ・生年月日:2000年6月17日 ・経歴:明秀学園日立高 ・ドラフト:2018年ドラフト2位 今季は2年ぶりに一軍出場を果たすも、5打数無安打と期待に応えられず、二軍降格となった増田陸。高卒6年目を迎え、いよいよ厳しい立ち位置となってきた。 明秀学園日立高では、高校通算34本塁打を誇る強打の遊撃手として活躍。2018年ドラフト2位と高い評価を得て、読売ジャイアンツに入団した。 プロ入り後は故障に苦しみ、一時は育成契約となったが、高卒4年目の2022年に一軍デビュー。 同年はシーズン途中から一塁のレギュラー格を担い、69試合に出場し、打率.250、5本塁打、16打点とまずまずの成績を記録。 さらなる飛躍が期待されたが、昨季は開幕から二軍暮らしが続くなど、状態が上がらず。シーズン中盤には故障離脱し、一軍昇格がないままシーズンを終えた。 今季は6月に一軍へ昇格したが、出場4試合でノーヒットに終わり、再び二軍調整に。その後も一軍昇格はなく、二軍でも101試合出場で打率.233、5本塁打、32打点と目立つ結果は残せていない。
ベースボールチャンネル編集部