スカート澤部とシマダボーイが語る「シマダ選手権の楽しみ方」
◇先輩(どついたるねん)の存在は大きい ――皆さんのトリプルファイヤーへの信頼が伝わりました。去年のイベントはどうだったんですか? 澤部:僕は衣装のアイパッチを探してて、ちゃんと見れてないんですよね……。 ――(笑)。 佐久間:去年も多彩で、テクノも、フルフェイスもあって。 岩崎:あと、去年は、WWWの照明が変わったタイミングだったんじゃなかったっけ? シマダ:スピーカーですね。 岩崎:そうだ、スピーカーだ。照明もレーザーとかあって。 佐久間:たしかに、スピーカーが変わったタイミングだったんですよね。 シマダ:変わって1発目のライブがシマダボーイズでした(笑)。 澤部:去年、シマダボーイズ見て感動したんですよ、もうぐちゃぐちゃで、姫乃さんの曲は鳴ってるけど、二人は叫んでるし、そこで先輩がサンプラーをポンと押したら、なんか曲がかかって。でも、聞こえないんですよ。何が鳴ってるんだろう?って集中して聞いた先に『パチンコ・マン / BOOGIE MAN』がかかってて、能動的に聴きにいく『パチンコ・マン』ってこれまでなかったから、あれは本当に感動した。 シマダ:最新スピーカーだからなせる技でしたね。 (一同笑) 佐藤:俺としては、シマダボーイズを見れるのがシマダ選手権の強みなんですよね シマダ:ここでしかやってないっすもん。 佐藤:シマダボーイズの姫乃さんを見ると泣いちゃうんですよ、“これこそが多様性だ”って。 佐久間:そうだね。 佐藤:言葉で多様性とかは言わないけど、より強くメッセージを感じるんです。これこそが、みんなが目指す地平なんじゃないかって。 ――先輩(どついたるねん)の存在も大きいですよね。 佐久間:大きいね、詩人だからね。見てくださいよ、今年のシマダ選手権に寄せたコメント。 【オロカメン(シマダボーイズ総帥) コメント】 ひやしキンタマ、ぬくもりチクビ シマダボーイズ動きます。 すごいよね、ごちゃごちゃ言わない。散文詩ですよ、これは。 澤部:去年、先輩はシマダボーイズのライブで、ずっとペッパーミルパフォーマンスやってたんですよ。それがもう本当に絶妙にいいタイミングで、感動して。帰って妻に報告したら、妻が「先輩が世の中で一番最初に思い出したんだろうね」って。なるほどなあって思いました。すごくヒップな人だなって思いますね。 ――ありがとうございます。 シマダ:まとまってますかね…? ――何か言い残したことありますか? シマダ:ああ、グッズいっぱい作りました! アクリルキーホルダー全5種類、あとは春日部で撮った写真がプリントされたシャツ、あとは8062年のカレンダー。 佐久間:いいね、8062年のカレンダー。 シマダ この写真がいいんですよ、カメラマンに前日『あの夏、いちばん静かな海』を見てもらって撮った写真なんで、雰囲気が出てると思います。あと、去年は灰皿とフルフェイスの曲が2曲入ったコーム(櫛)を売ったんですけど。 佐久間:QRコードとかじゃなくて、httpから手打ちするやつでしょ? めんどくさい!
NewsCrunch編集部