LME銅、3日続伸-中国刺激策や米利下げに期待
(ブルームバーグ): ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間2日の取引で3営業日続伸。投資家は中国の刺激策や米国の利下げの可能性を見極めている。銅相場は先月27日に約2カ月ぶり安値で終了した後、回復が続いている。
混沌天成研究院はリポートで、今月開催される中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回総会(3中総会)から何らかの政策支援を投資家が期待しているため、銅相場が上昇していると分析。また、ドナルド・トランプ氏が米大統領に返り咲く可能性が高まったことで、米国の利下げ期待が強まっている可能性もあるという。
LMEの銅相場は上海時間午前10時54分(日本時間同11時54分)時点で0.3%高の1トン=9663ドル。他の金属はまちまちで、スズは0.4%下落した。
原題:Copper Extends Rebound on Hopes for China Stimulus, US Rate Cuts(抜粋)
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