「能動的サイバー防御」導入に向け 政府が法案の概要を提示
2024年の年末から航空会社や金融機関へのサイバー攻撃が相次ぐ中、政府は攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた法案の概要をまとめ、自民党に示しました。 【映像】小野寺政調会長コメント 「一刻も早くこのサイバーセキュリティの能力を高めていかないと、日本人の暮らしが危ないということになりますので、早期に成立できるように努力していきたい」(自民党・小野寺政調会長) 法案には電力や通信などの基幹インフラ事業者が、政府と協定を結び、通信情報を提供することや、サイバー攻撃を受けた場合、政府への報告義務などを盛り込んでいます。新たに設ける独立機関から事前に承認を得たうえで警察や自衛隊が攻撃元のサーバーに侵入し、攻撃を無害化する措置を行えるようにします。 政府は、与党と調整を行い、1月24日に召集する通常国会に法案を提出する方針です。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部