国民・玉木代表があらためて謝罪 不倫問題で役職停止期間中は「お遍路さんに行こうかなと」
国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が8日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を行い、自身の不倫問題で3カ月の役職停止処分を受けたことについて話した。 11月に一部週刊誌で、「高松市観光大使」で元グラドル小泉みゆきとの不倫を報じられた。10月の衆院選で28議席と躍進し、年収103万円の壁引き上げなどの協議に期待が集まる中でのスキャンダルで、有権者の間に失望感が広がった。国民民主は4日、両院議員総会を開き、党の名誉と信頼を傷つけたとして、党倫理規則に基づき役職停止3カ月とする処分を全会一致で決めた。 処分を受けて玉木氏は「ご心配ご迷惑お騒がせして申し訳なく思います」と謝罪。「重く受け止めてこの3カ月は一兵卒、一議員として、信頼回復と党勢拡大に努めたい」と決意を口にした。 「1回落選してその後に初当選したんですけど、09年の初当選した1年生になった思いで、また2020年9月の榛葉幹事長らと立ち上げた結党の原点にも立ち返って、あらためて自分の心を見詰め直して、足元を固めて臨みたい」と語った。 役職停止期間中は「お遍路さんに行こうかなと」と明かした。玉木氏は香川県出身。「地元でもあるので、反省も込めて手を合わせて行きたいなと思います。何より政策をしっかり進めることを期待していただいている人も多いので、しっかりやりたい」と語った。 処分は3月3日までの3カ月間で、代表代行は古川元久税調会長が務め、週1回の定例会見は榛葉氏が担当する。