日向坂46“日本のひなた”宮崎で念願のフェス 佐々木久美「愛が消えることは絶対にない」12月に東京ドーム公演も発表
日向坂46が8日、宮崎県宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で「ひなたフェス2024」を開催した。7日との2日間で約4万人を動員した。 【写真】野外で熱いパフォーマンスを繰り広げた日向坂46 まだ暑さの残る夕方の野外でスタートした。キャプテンの佐々木久美が「日向坂の風を吹かせられますか?」と呼びかけると大歓声が響き渡った。メンバー27人でWアンコールまで全21曲を熱唱した。 日照時間が長く“日本のひなた”と称される宮崎県で念願のフェス開催。テレビ番組でロケを行ったことが縁となり、提案した本人の佐々木美玲は「やりたいということを口に出すのは大切だなと思いました」と日向坂46としての夢がかなった。 ひなたサンマリンスタジアム宮崎でアーティストがライブを開催するのは初で、スポーツ以外のイベント使用も初めてだった。今回のフェスでは宮崎の活性化、地産地消、会場内での環境対策、環境に配慮したグッズなどを販売。事前にメンバーもSDGsに取り組むために勉強会にも参加して臨んだ。佐々木久は「私たちも夢がかなって本当に本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。こんなにも皆さんからの愛が温かいと感じたのは初めてです。本当にありがとうございます。この宮崎という場所で、ひなたサンマリンスタジアムという場所でライブができたことは一生忘れません」と感謝した。 ライブでは18日に発売となる最新曲「絶対的第六感」を初披露した。日向坂46にとって表題曲初となるダブルセンターで四期生の正源司陽子と藤嶌果歩が務めた。 最終日のこの日はサプライズもあった。電光掲示板で11月からの全国ツアー開催が発表され、12月25、26日のツアーファイナルではグループにとって2度目の東京ドーム公演となることが発表された。佐々木久は「初めて東京ドームでライブをやらせていただいた時は声も出せない状況だったので、完全に皆さんに楽しんでいただける状態での東京ドームは今回が初となります」と話し、「ここで終わりではなく、この宮崎の地から始まって東京ドームへ行きたいと思います。いろんな気持ちがある中で活動してきたけど、私たちと皆さんでつながっている愛が消えることは絶対にないと思っています。この愛を信じて突き進んでいこうと思います」と誓った。