外国人タレント専門プロモーター草分け、稲川素子社長が死去 90歳心不全 142カ国5200人所属
外国人タレント事務所「稲川素子事務所」代表取締役社長の稲川素子さんが5月13日、心不全のため亡くなってたことが11日、分かった。90歳だった。 【写真】稲川素子事務所に所属の外国人女優 取材に応じた娘の佳奈子さんによれば、すでに家族で密葬を行い、「今後はしのぶ会の開催ができればと思っています」とした。だが、時期については「2カ月先か3カ月先かは分かりませんが」と話した。 稲川さんは外国人を専門に扱うプロモーターの草分け的存在。同事務所にはルビー・モレノをはじめ世界142カ国5200人の外国人タレントが所属。過去にはセイン・カミュ、ゾマホンらが所属していた。 その他、公益財団法人「日本ボールルームダンス連盟」会長や「河口湖音楽の森美術館」館長などを務めていた。「河口湖音楽の森美術館」は公式HPで「訃報のご案内」として、稲川さんの訃報を報告。「私どもとしても突然のことであり、現在お知らせ出来ることはこちらのリリースが全てとなります。また追加でお知らせ出来ることがありましたら追って発表させて頂きます」としている。 また、「稲川素子追悼コンサートを後日開催予定です。その時は改めてご案内させていただきますのでよろしくお願い致します」と発表している。