【日本ハム】金村尚真「ありがたいですけど、あまり言わないで…」伊藤大海の“圧”に苦笑い
日本ハム新庄剛志監督(52)から今季の開幕投手に指名されている金村尚真投手(24)が14日、北海道・北広島にあるエスコンフィールドで自主トレを公開した。 【写真】金村のキャッチボールに熱視線を送る伊藤 昨年12月に北海道へ引っ越した沖縄出身右腕。寒さが厳しい北海道にある本拠地での自主トレを選んだ理由は開幕投手の先輩がいるからだ。「一番は(伊藤)大海さんがいるっていうのが、すごく僕の中で大きい。あとは本当にすごいやりやすい環境だなって思いますし、(自主トレを行っている)人数も少ないので。ウエートだったら自分の好きなタイミングでできますし、なんかすごくいいなと思ったので」。昨季の開幕投手でもある伊藤大海投手(27)の存在と充実した練習環境が決め手だった。 この日もキャッチボール中に伊藤からカットボールなどの助言を受けた。「スラ、カット系となると(伊藤)大海さんがいい球を投げているので、そこはすごく(昨年の)シーズン中からたくさん聞いているので。いいところは吸収したいので、どんどん聞いています」と笑顔。ただ、ひとつだけ、やめてほしいことがあるようで…。「いまだに(プレッシャーを)かけてきます…。今日みたいな自主トレ公開でも『さすが開幕投手は違うなぁ』って、おちょくってくるので。すごくありがたいですけど、あまり言わないでほしいです」と苦笑いで明かした。 それでも、昨年11月末のファンフェスで新庄監督から開幕投手を公開発表されたことで意識高くオフは過ごせている。「去年だと、シーズンが終わった後はなかなかすぐに気持ちが入らなかった。今年はもう(開幕投手に)決まっていたので、なんかシーズンオフで気持ちが落ちかなった。そこはすごく良かった」と笑顔。3月28日の開幕戦、西武戦(ベルーナドーム)へ向けて、コンディションも良好で順調に進めている自主トレに充実感を漂わせた。