「みかんエール仕込み式」東京羽田で開催 和歌山県
和歌山市に本店のあるきのくに信用金庫含め、全国の信用金庫が連携している「よい仕事おこしネットワーク」が協力して、生産量全国一位の“和歌山県産のみかん”を使ったクラフトビールを醸造することになり、4月17日、東京羽田のイノベーションシティで発表会を行いました。 「みかんエール」の原料となるみかんを提供するのは、和歌山県有田市の株式会社・伊藤農園で、発表会には、伊藤農園の伊藤彰浩社長が出席し、「今回の取り組みは地域産業の活性化はもちろん、みかんの持つ魅力と風味を新しい形で皆様にお届けできることに、大いに期待している」と挨拶しました。 また、この地域連携プロジェクトを行う「よい仕事おこしネットワーク」事務局を務める城南信用金庫の川本恭治理事長は、「今回醸造をしてもらう株式会社大鵬さんの住所が、羽田空港1丁目1番地であり、この住所から和歌山県の魅力を日本中に発信できるのは、チャレンジをし続けて良かった」と話していました。 仕込みに式には、和歌山県の岸本周平知事も出席し、「みかんエール」に期待を寄せました。 発表会の後、株式会社大鵬の店舗「HANEDA SKY BREWING」で、関係者によるみかんジュースやミカンの皮などの仕込み式が行われました。