巨人の投手交代で審判団が勘違いする〝珍事〟に阿部監督も苦笑い
(セ・リーグ、巨人―広島、12回戦、30日、東京ドーム)巨人の投手交代をめぐって2度、試合が中断する〝珍事〟が行った。 【写真】巨人・坂本がスマホケースに貼っている「笑うアベ」ステッカー。阿部監督が七福神の姿で描かれている まずは、六回2死二、三塁の場面だ。2番手の高梨が堂林を空振り三振にきった直後、杉内投手チーフコーチがマウンドに向かい、阿部監督が投手交代を告げた。すぐに、審判団が集まり協議し、一度、交代できないとの判断を下したが、再び協議して交代が認められた。責任審判から「お待たせいたしました。申し訳ありません。ピッチャー交代させられないと勘違いしたのですが、ピッチングコーチが(ベンチに)帰っていないので、交代させられますのでピッチャー交代致します」と場内アナウンスで謝罪とともに説明した。 ただ、これだけでは終わらなかった。2度目は七回だ。3番手の船迫が六回からの回またぎでマウンドに上がったが、広島側が代打を起用したのを見て、阿部監督は投手交代を審判に告げた。すると、ここでも交代はできないと球審が説明して模様。すぐに交代できると覆すと、阿部監督は苦笑いしていた。