7万人超アウェー、“ボコボコ”ピッチ…降りかかる難題 立ち向かう森保Jのインドネシア戦先発予想
上田、谷口が負傷で新たなメンツに
森保一監督率いる日本代表は11月15日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地インドネシア戦に臨む。ここまで3勝1分の無敗で首位を独走している日本だが、7万人を超える完全アウェー、高湿度の過酷な環境、芝も深くボコボコなピッチ……さらに帰化選手が多い難敵攻略が鍵となる。これまで最終予選、ほとんど先発を固定している森保ジャパンのスターティングメンバ―を考察する。 【写真】「美人すぎん?」「誰?」 中村敬斗の隣に“美女”と話題の1枚 FW上田綺世、DF谷口彰悟のセンターラインが負傷しており、今シリーズは選外。そのなかで、まずストライカーはFW小川航基が最有力だろう。1年前は負傷で辞退したFW古橋亨梧も3バックでの適応を試すはずだが、まずは小川、途中から古橋にチャンスを与えるか。 シャドーにはコンディションを考慮してMF南野拓実、MF鎌田大地のコンビか。MF久保建英は合流が最も遅く、高強度のバルセロナ戦を戦ってきたところ。相手は5バックが想定されており、ポジションを上げてプレーできる南野の臨機応変さは課題克服につながる。両ウイングバックもMF堂安律、MF三笘薫と見られ、MF伊東純也、MF中村敬斗のスタッド・ランス“兄弟”がスーパーサブで控える。 ボランチの鉄板はMF遠藤航とMF守田英正。クラブで好調なMF田中碧もこの熾烈なスタメン争いに食い込んできてもらいたい。 そして、谷口負傷によりビルドアップが注目となる3バックはDF町田浩樹、DF板倉滉に加えて6月以来の復帰となったDF橋岡大樹に期待。橋岡は左右ストッパーをこなせて6月のミャンマー戦では3バックも経験。これまで最終予選は固定されていた最終ラインに変化をもたらしてくれるだろう。 守護神のGK鈴木彩艶と、オランダで生まれ育った帰化選手たちを食い止められるか。クオリティーの高さ、連動性で守備から攻撃につなげたい。
FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi