足元は「黄金のじゅうたん」200m 黄色に染まるイチョウ並木で少し遅め秋を満喫
長野県中川村葛島渡場(かつらしまどば)のイチョウ並木が見頃を迎え、多くの人でにぎわっている。天候に恵まれた17日は、黄色に染まった並木道を歩く親子連れらが、落ち葉やギンナンを拾いながら秋を満喫していた。 【写真】見上げればイチョウの黄色。足元にあるギンナンを拾う人も
剪定(せんてい)などの世話を続ける地元住民有志の代表の小池厚さん(74)によると、イチョウが植えられたのは1983(昭和58)年。南北約200メートルにわたり27本ある。例年に比べて1週間ほど遅い見頃となったが、落ち葉が広がる並木道は「黄金のじゅうたん」のような景色を楽しめる。
友人と訪れた伊那市前原の会社員、小林剛さん(23)は「秋を感じられていい。今年も変わらずきれい」と満足そうに写真に収めていた。並木道は今月末まで午後5~9時にライトアップしている。