神奈川県が飲食店のメニュー多言語化を支援 ピクトグラムも用意
神奈川県は、外国人観光客に神奈川の「食」を楽しんでもらおうと、無料で店のメニューを9つの外国語に翻訳できるサイトを開設した。
サイトでは、英語、中国語、韓国語、インドネシア語など9つの外国語にメニューを翻訳し、デザインを選んで印刷することができるほか、翻訳したメニューを店名や住所などの店舗情報と共に登録しておくことで、外国人利用客が事前にサイトからメニューを確認したり、検索することができる。また、特定の物が食べられない宗教上の理由やアレルギーがある場合を考慮し、使用している食材をピクトグラム(絵文字)で表示することもできる。
サイトは7月上旬に公開。現在のところ登録が確認できる店舗はまだ少ないが、県内の飲食店の協同組合や商店街などを通じて、会員店舗に登録を呼びかけているという。また、同様のシステムで先行して独自にサービスを開始している藤沢市との連携も今後予定している。 (齊藤真菜)