大谷翔平51号球 驚きの梱包で到着 落札の会社社長明かす「これでボールなわけがないと思った」
ドジャース大谷翔平投手(30)の51号ホームランボールをオークションで落札したファッション通販サイト運営「ロコンド」の田中裕輔社長が21日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に出演し、記念ボールにまつわる裏話を明かした。 田中氏は2日(日本時間3日)に締め切られたオークションで、手数料含め42万7000ドル(約6533万円)で落札。その後、自身のX(旧ツイッター)で落札を報告した。ボールは23~27日に東京・渋谷で、30~12月4日に大阪・心斎橋で、7~9日に福岡でそれぞれ展示会を実施し、一般公開。最後は再び東京で12月14~31日までお披露目される。 田中氏によると、ボールは「一昨日の夜くらい」に届いたという。「最初に空港から電話がありまして、“今日来ますよ”と」。ボールは驚くような梱包で届いたという。「すごく大きい段ボールで届いて」と、両手で1メートルほどの大きさを示しながら説明。「これでボールなわけがないと思ったので、おかしいと思って、何回か(箱を)開けると、1回開けて、2回開けて、3回開けて、4回目で、そこでやっと見つかりました」と明かした。 ボールはケースに入った状態で、直には触っていないという。「手に持つと申し訳なかったので、ケース(に入った状態)で置きながら見ていました。すごく貴重なアイテムなので、見るだけで幸せになっています」と笑顔で語った。 50号ボールの入札にも参加していた田中氏は、ボールを最終的に大谷へ返却することを明言していた。同ボールは落札に失敗したが、手に入れた51号ボールの方も、現時点では最後には大谷に返却したい気持ちだという。「今回もいろんな方に見ていただいて…。ただ大谷選手が51号を欲しがるか、微妙なところがあるので」。球団側には落札したことを連絡したというが、「お返事が来ないので、このまま展示でもいいのかなと」とも話していた。 一般公開では、大谷の別の記念ボールを触って記念撮影することが可能という。21年に大谷がエンゼルスで初めてMVPを獲得した年に、大谷が最後の登板試合で投げたボール。落札額は「そんなに高くなくて、20万円ちょいくらいだった」と明かした。