広島がワース・スミス、アイラ・ブラウンとの契約満了を発表…故障者で苦慮するチームをバックアップ
11月11日、広島ドラゴンフライズは、ワース・スミスとアイラ・ブラウンとの契約が前日に満了となり、退団したことを発表した。なお、両選手は11日15時にB.LEAGUE自由交渉選手リストへ公示される。 アメリカ出身で現在31歳のスミスは、198センチ100キロのパワーフォワード。2020年に来日してB3の岐阜スゥープスでプレーをスタとさせると、B1、B2合わせて6クラブでプレーし、今シーズンはフリーエージェントで開幕を向かえた。 そして11月1日、負傷者が続出する広島と契約を締結、5試合(うち先発で2試合)に出場し、平均16分15秒の出場機会を得て、4.0得点3.2リバウンドを記録した。 アメリカ出身で現在42歳のブラウンは、193センチ107キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。同じ帰化選手の河田チリジのインジャリーリスト入りを受け、戦力補強のために開幕前の10月2日に選手契約を結んでいた。 開幕から14試合に出場したブラウンは平均11分29秒に出場。同1.6得点2.6リバウンドのスタッツを残した。 今回の発表に際し、2名の選手、広島の岡崎修司GMからコメントが寄せられている。 ▼ワース・スミス 「広島でプレーする機会をいただき、本当にありがとうございました。短い間でしたがチームの一員として素晴らしい時間を過ごせました。ブースターの皆さんにも素晴らしい応援をしていただき、感謝しています。残りのシーズンもご健闘をお祈りします」 ▼アイラ・ブラウン 「短い間でしたが、ドラゴンフライズでプレーさせていただいたことを心から感謝しています。チームメイト達と素晴らしい時間を過ごし、良い関係を築けました。残りのシーズンをドラゴンフライズの全員が元気に過ごせることを願っています」 ▼岡崎修司GM 「11月10日(日)をもちまして、ワース・スミス選手とアイラ・ブラウン選手との契約を終了することをご報告いたします。河田チリジ選手とドウェイン・エバンス選手の怪我に合わせて、短期間の契約かつ早期合流という難しい状況の中でベストを尽くしてくれ、チームを支えてくれました。2人とも持ち前の明るさと堅実にバスケットボールに取り組む姿はチームにとってプラスになったのは間違いありません。広島のために戦ってくれた2人には、感謝をしており、これからのキャリアの成功を心から祈念しています」
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