元NHKアナが職人に転身していた 伊勢根付け職人で15年目 同期は平井理央、青木裕子
元NHKアナウンサーの梶浦明日香さん(43)が12日、テレビ朝日系「人生劇場!運命の2択」で、現在の職業を明かした。 梶浦さんは04年にNHKに入局。三重県津支局に配属される。民放の同期アナは元フジ平井理央、元TBS青木裕子、テレ朝久保田直子アナとスターぞろいの年。梶浦さんもその明るいキャラで人気を博し、入社から4年目の08年に人生の転機を迎えた。 一つは多くの実力あるアナウンサーが選択するフリーへの道。「フリーアナウンサーにならないかと声をかけてもらいました。東京でやるっていうのは、アナウンサー業界では一番のあこがれ。頂点ではある」と、実際に梶浦さんも声をかけてもらったという。 一方で、取材で地域の職人を紹介するコーナーを担当し「職人さんがどんどん減っている現状を知って、でも取材すればそれぞれの伝統工芸が本当に素晴らしいもので、どんどん魅了されていく私がいて」と職人の世界にも惹かれていったという。 「自分の生き方はどういう風にしていきたいんだろうと考えた時に、一生成長できる生き方って、実は幸せな生き方なのかもと」と考えるようになり、結果、伊勢根付けの職人に転身。現在職人転身15年目となり「たくさんの人に伝統工芸の魅力を知ってもらいたいと思っている。世界に、未来に伝統工芸がちゃんと伝わっていくように」との願いも語っていた。