ひろゆき&武井壮の百獣の王vs論破王⑮ ビジネスシーンで求められる能力が多くそろっているスポーツとは?【この件について】
武井 確かに、今、日本の卓球のレベルはなり高いよね。 ひろ しかも、アジアの卓球の技術は高いので、欧米に行けばプロになりやすいみたいですし。 武井 卓球のプロリーグ「Tリーグ」も報酬がいいって聞くよね。スポンサーもつきやすくなってきてる。 ひろ でも、「卓球=稼げる」というイメージは、まだそれほど認知されていませんよね。 武井 ただ、卓球は大人になってから始めても、小さい頃からやっている人の技術にはなかなか追いつけない。後からフィジカルだけで追い抜きにくい。 ひろ バレエやフィギュアスケートなんかは10代でピークが来るといわれていますし、サッカーもテクニックは小さい頃から身につけたほうがいい。こうした手遅れになる系のスポーツを若いうちにやっておくのが一番コスパがいいかもしれませんね。 武井 そう考えると、高校くらいから始めてもなんとかなるし、将来的にも有利なのがラグビーという結論になってしまいそう。 ひろ ラグビーは高校から始める人が多いですもんね。 武井 高校から始めて日本代表になった選手も多いからね。 ひろ 比較的遅くからでも参入しやすく、社会でも成功しやすい。やっぱり「ラグビー最強説」はありそうですね。んで、今回が対談のラストということで、編集さんから「対談を通じてお互いの印象が変わったかどうか」というお題が出てます。 武井 本田圭佑さんが立ち上げたサッカークラブで一緒だったこともあって、ひろゆきと絡むことはあったけど、いつもお酒を飲んでいるイメージがある(笑)。でも、実際に対談してみると話を展開したり、まとめに向かって軌道修正したりする能力が高いと思った。だから、それこそラガーマン的な資質があるんじゃないかな(笑)。 ひろ あはは(笑)。武井さんって世間的に本能的に生きているイメージがあると思うんですけど、実際にはかなり頭を使って長期的な視点を持って行動してますよね。それを対談で深掘りできたのが面白かったです。しかも、思っていたよりも海外戦略が進んでいることにも驚きました。 武井 詳しいことはまだ言えないんだけど、スマホを使って世界を舞台に面白いことが起こせるかもしれないので、それも期待してほしいな。この対談はリモートだったけど、近いうちにリアルでも会いたいね。だから、ごはんでも行きましょう。 ひろ あ、ごちそうさまです!(笑)。ということで、長い間ありがとうございました。 武井 こちらこそ、ありがとうございました! *** ■西村博之(Hiroyuki NISHIMURA) 元『2ちゃんねる』管理人。近著に『生か、死か、お金か』(共著、集英社インターナショナル)など ■武井 壮(So TAKEI) 1973年5月6日生まれ。東京都出身。タレント、元陸上十種競技日本チャンピオン。格闘技、野球、ゴルフなど様々なスポーツの経験を持つ。公式Webサイトは【】、公式Xは【@sosotakei】 構成/加藤純平(ミドルマン) 撮影/五十嵐和博 ヘア&メイク/奥野誠