「江戸時代の山笠」 福岡市博物館で企画展
九州朝日放送
「江戸時代の山笠」をテーマにした企画展が、福岡市早良区の福岡市博物館で始まりました。 会場で展示されている1686年の屏風絵は、山大工が山笠を組み上げる様子や「櫛田入り」の様子が描かれ、博多祇園山笠を描いた最も古い屏風絵とされています。 福岡市早良区の福岡市博物館で、江戸時代の山笠を知ってもらおうと、企画展が始まりました。 黒田家に伝わる山笠図には、現在の舁き山笠の3倍ほどの高さがある、当時の山笠の姿が描かれています。 福岡市博物館の高山英朗学芸員は「現在の博多祇園山笠で舁かれている舁き山笠との違いに注目して見ていただきたい」と話していました。 企画展は来月28日まで開かれます。 博多祇園山笠は来月1日に「飾り山笠」の公開が始まります。
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