【解説】“ホスト沼”…トラブル続出の「売掛金」 対策は?
■「助けて」…困ったら、ためらわず相談を
有働キャスター 「今まさに、自分が、そして家族が困っているという方は、どうすればよいのでしょうか? 小栗 解説委員長 「VTRにも出ていた小師(こもろ)弁護士は、『自分が悩んでいる人は、「法テラス」のような、無料で弁護士に相談できるところもある、それから、「消費者センター」に駆け込むということも1つの手段で、取り立てが激しい場合などは、恐れずに「警察」に相談してほしい』と言っていました。 有働キャスター 「廣瀬さんは、これについては、どう思われますか?」 廣瀬俊朗(42) 元ラグビー日本代表キャプテン 株式会社HiRAKU代表取締役 「女性側(お金を支払う側)に立つと、自分で稼いだお金を自分で使うのは自由ですし、たまには気持ち、のめり込んでしまうこともあるのかなと思うので、適度にお金を使える環境があるといいなと思いました。 たとえばクレジットカードに使用限度があるように、売掛金に関しても、支払い能力に応じて制限がかかるというような、そういったルールができるといいんじゃないでしょうか」 有働キャスター 「そういうふうに、社会で考えていく、ということも大切ですね」 「そして、もし、家族や周りの人で、“あの子、売掛金や借金が大変なんじゃないか”と心配しているという方、確かに、いきなり引きはなすというのは難しいかもしれませんけれども、ただ、周りが気づいてあげる、ということは大切です。 『助けて』と言うことは、何も躊躇(ちゅうちょ)しなくてもいいんです。いつでも、誰でも、必要な時に助けを求めてください。そして、相談する相手が思い当たらないという方、下記の相談先も頼ってみてください」 ■法テラス 0570-078374 平日 9時~21時 土曜 9時~17時 ■消費者ホットライン 「188」 (いやや) (11月16日放送『news zero』より)