【マーメイドS】4月に栗東に移籍し、ホールネスと重賞初制覇に挑む西塚洸二騎手「この馬で挑戦させてもらえて感謝しています」
西塚洸二騎手(20)=栗・フリー=は、マーメイドSにホールネス(栗・藤原、牝4)とのコンビで重賞初制覇に挑む。 22年に美浦・鹿戸厩舎からデビュー。昨年3月に面識があった藤原調教師を頼って栗東に拠点を移し、今年4月には栗東に完全移籍した。栗東に来た当初は「2カ月間の研修程度」と思っていたが「(藤原調教師は)自分の意見を尊重しつつ、正しい方向に導いてくれる。今では大きな存在です」と明かす。 3年目の今年は、早くも過去2年を上回る22勝をマーク。ホールネスはデビュー戦からずっとコンビを組んで、初戦で2着に負けた後は3連勝中だ。「幼かったけど、(レースを)使っていっていろいろなことを覚えました。落ち着いてきて、肝が据わっています」と成長を実感する。 くしくもマーメイドSは昨年、重賞初挑戦したレース(ゴールドエクリプス4着)。今回は恩師の管理馬で2度目の挑戦となる。「この馬で挑戦させてもらえて、感謝しています」。結果で恩返ししたい。