『ヴェノム:ザ・ラストダンス』エディ&ヴェノムを分つ最凶最大の敵に迫るファイナル予告
映画『ヴェノム』シリーズの最終章となる『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(11月1日公開)から最新映像となるファイナル予告が世界一斉解禁。加えて第3弾ムビチケカードの発売と特典も発表された。 【写真を見る】”悪スタ”付き第3弾ムビチケ前売券(カード)は9月20日(金)から発売 本作は、マーベルコミックではスパイダーマン最大の宿敵となるダークヒーローを主人公にしたSFアクション。ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)と彼に寄生する地球外生命体シンオビートの奇妙な共存関係と過激なバトルを描き出していく。シリーズ1作目『ヴェノム』(18)では、グロテスクな風貌が強烈なインパクトを与えた一方で、狂暴でありながら愛くるしい一面を見せる特異なキャラクターが世界中の人々を虜に。そして続編の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)では、大殺戮を招くカーネイジとの激しい死闘が描かれた。 このたび解禁されたファイナル予告は、グランドキャニオン上空を飛ぶ大型旅客機の映像からスタート。某スパイ映画のトム・クルーズばりにしがみつき、巨大シンビオートとの上空ガチ対決に挑むヴェノム。機内の乗客に、窓の外からウィンクするヴェノムのユニークかつ激しいバトルシーンがフィーチャーされる。初映像解禁の際には地球外生命体シンビオートを国家機密で研究している施設、そして特殊部隊から追われるヴェノムが馬に寄生し逃亡するシーンが大きな反響を呼んだが、今回は馬だけではなく、水中で魚に寄生したヴェノムが泳ぐ新たなシーンが追加されている。 また映像の中でヴェノムは「エディ、故郷の奴らに見つかった」とポツリ。宇宙から大きな炎をあげて地球に向かってくる複数の物体が映し出される。その理由とヴェノムに隠された秘密を知るシンビオートの神(God of the Symbiotes)=“ヌル”の存在が初めて明かされる。ヌルはコミックではシンビオートを創り出した邪悪な神であり、宇宙規模の超強力凶悪なヴィランとして描かれる重要キャラクター。不気味な場所で白い長髪に骸骨のようなヌルの横顔が予告内でも確認できる。ヌルから逃げてきた数々のシンビオートを地球で捕獲し、研究している白衣の女性は、エディとヴェノムが一緒にいることで世界は危険にさらされると語り、特殊部隊とともにヴェノムを追い詰めていく。 四面楚歌の中、緊迫したシーンの間に映し出される2人の回想シーン。1つの身体に2つの人格をもつ2人の奇妙な共同生活や共に歩んできた時間が垣間見られる。そんな2人に容赦なく襲い掛かる巨大シンビオート、特殊部隊からの決死の逃亡劇、そして、ヴェノムの秘密を知る最大の脅威が目前に迫る。あたり一面が火の海と化すほどの激しい死闘の中で、いまにも力尽きそうなエディがヴェノムと指先を合わせ、うっすらと涙を浮かべる様子も収められている。 また9月20日(金)からは、第3弾となるムビチケ前売券(カード)が発売される。特典はヴェノムらしさ全開のアクリルスタンド(悪スタ)。特典は全国10,000個限定とのこと。 シリーズ最大スケールのアクションが見ものの本作。2人を待ち受ける衝撃的な“最終章”を映画館で見届けてほしい! 文/スズキヒロシ