菅田将暉、過去最大規模の東阪アリーナライブ終演 バニラズ牧達弥がスペシャルゲストとして登場【オフィシャルレポート】
菅田将暉にとって過去最大規模となる東阪アリーナライブ『菅田将暉 LIVE 2024 “SPIN”』の最終公演が、9月16日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された。 【全ての写真】菅田将暉の過去最大規模となる東阪アリーナライブ最終公演 今回のアリーナライブは大阪・大阪城ホール2日間、国立代々木競技場 第一体育館2日間の計4公演で約3万5千人を動員。最終日となったこの日も、会場はライブを待ち望む約9,000人のファンで埋め尽くされ、熱気に包まれていた。 ステージにおもむろに菅田が登場すると、会場からは割れんばかりの歓声が上がった。そして今年1月にリリースされたニュー・アルバム『SPIN』収録曲で、このアルバムのコンセプト作りから関わったバンドメンバーのタイヘイ(ds)との共作曲「谺する」でライブがスタート。続けてVaundyの提供曲「惑う糸」、佐藤千亜妃の提供曲「化かし愛」を披露、そして菅田がアコースティックギターを手に取り「さよならエレジー」のイントロを弾き始めると、会場のボルテージは早くも最高潮に。 ライブが進んでいき、菅田とバンドメンバーの工藤拓人(key)がセンターステージに移動すると、「ユアーズ」、そして西田修大(g)も加わり、「スモア」「虹」をアコースティックアレンジで演奏。気持ちのこもった菅田の歌声に涙するファンの姿もあった。 「虹」が終わると、メインステージ上では越智俊介(b)、タイヘイによるJAMセッションがスタート。痛烈なロックサウンドにガラッと変わり始まったのは、『SPIN』のなかでも飛び切りのキラーチューン、石崎ひゅーい提供の「サディスティックに生きなくちゃ」。曲の中盤、西田お手製のボイスチェンジャーを菅田自らが操作し、軽妙なトークを繰り広げると会場からは大きな笑いが沸き起こった。 勢いそのままに、ライブには欠かせない楽曲「7.1oz」、続く「りびんぐでっど」ではギターソロを披露するなど、ミュージシャンとして大きくステップアップした菅田の姿にファンの目と耳は釘付けに。その後MCを挟み、自身が音楽を積極的に聞くきっかけとなった楽曲であり、1stアルバム『PLAY』にも収録されているフジファブリック「茜色の夕日」カバーを披露。魂を揺さぶる菅田のアコースティックギターの音色が止むと、続いて「まちがいさがし」を力強く歌い上げた。 そして、菅田の呼び込みとともにスペシャルゲストとして登場したのはgo!go!vanillas牧達弥(vo/g)。フジテレビ系2024アスリート応援ソングとしてこの夏を盛り上げた「くじら」を、特別編成で共に披露した。楽曲終盤では、「くじらだったらな」という歌詞での大合唱も巻き起こった。 最後のMCでファンへの感謝を述べると、バンドメンバーの越智作曲「もののあはれ」、Bialystocks甫木元空(vo/g)提供曲「二つの彗星」を演奏し、およそ2時間のパフォーマンスに幕を閉じた。 <公演情報> 『菅田将暉 LIVE 2024 “SPIN”』 2024年9月16日 東京・国立代々木競技場 第一体育館 【セットリスト】 M1. 谺する M2. 惑う糸 M3. 化かし愛 M4. さよならエレジー M5. 雨が上がる頃に M6. 呼吸 M7. 美しい生き物 M8. エメラルド M9. ユアーズ M10. スモア M11. 虹 M12. サディスティックに生きなくちゃ M13. 7.1oz M14. りびんぐでっど M15. Magic Hour M16. 茜色の夕日(カバー) M17. まちがいさがし M18. くじら M19. もののあはれ M20. 二つの彗星