早くもキャリアハイの16G10Aに達したフォーデン ボーンマス戦は指揮官ペップも大絶賛 「彼はすでにトップクラスのサッカー選手」
決勝ゴールをマーク
プレミアリーグ第26節でボーンマスと対戦したマンチェスター・シティ。25節のチェルシー戦は引き分けに終わったため、混戦の優勝争いで遅れを取らないためにも落とすわけにはいかない試合だった。 シティは24分にFWアーリング・ハーランドが抜け出して、放ったシュートのこぼれ球につめたFWフィル・フォーデンがネットを揺らし、先制ゴールをマーク。その後もシティがボールを握る時間帯が長いが、ボーンマスの集中した守備から追加点を奪うことができず、試合は1-0で終了した。 追加点を奪えず、なんとか1点を守り抜いたシティ。貴重な勝ち点3に繋がったゴールを奪ったフォーデンを指揮官のペップ・グアルディオラも絶賛しているが、ゴール以外の部分を称賛した。 「ゴールのことは忘れてくれ。ゴールはもちろん重要だが、彼がどんなプレイをしたか知っているか?彼がいかにコントロールし、加速したか。彼はすでにトップクラスのサッカー選手になっている。小さな少年から、今ではすでにフィルはワールドクラスのトッププレイヤーになっている。彼はとても上手い。彼はどこでもプレイできるし、特に中央のポジションでは本当にいいプレイができる」(英『Evening Standard』より) フォーデンは開幕戦で離脱したMFケビン・デ・ブライネの代わりに今シーズンは10番のポジションでプレイ。以前は見られなかった試合の流れをコントロールするプレイも見せており、中盤でも日に日に存在感を増している。 新たな新境地を拓いている同選手は、ここまで公式戦39試合で16ゴール10アシストを記録している。2020-21シーズンの16ゴール10アシストに達しており、キャリアハイを更新することは間違いないだろう。デ・ブライネが復帰したが、まだ様子を見ながら起用していく必要があり、フォーデンのピッチ中央での輝きは必要不可欠となる。 将来が注目された若き逸材からワールドクラスの選手となり、シティを引っ張る存在にまで成長したフォーデン。今季ピッチの中央で輝くシティの至宝はタイトルに導く活躍を見せることができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部