三重県内の交通事故による死者は半数が65歳以上 落語で交通安全を学ぶ 四日市市
三遊亭遊馬さんが落語を披露=四日市市(三重テレビ放送)
高齢者の交通事故を防ごうと、楽しみながら交通安全について学ぶ交通安全落語が30日、三重県四日市市のJAみえきたで開かれました。 交通安全意識の向上を図ろうと「JAみえきたしんよやくフェスタ」のイベントの一環として開かれたもので、四日市地域のJAみえきた女性部などから約60人が参加しました。 この日は、落語家の三遊亭遊馬さんが招かれ、落語を披露、はじめに2人の会話によって話を進めていく落語の基本を説明し、そばを食べるしぐさなどを参加者と一緒に実演しました。 そして「事故にまるっきりあわないとは言い切れないが、反射材を身に着けて交通ルールはしっかり守る。これが一番の交通安全」と高齢者が交通事故にあわないようにするにはどうすればいいかを、落語で披露しました。 三重県警察本部によりますと、今年に入ってから29日までの三重県内の交通事故による死者数は36人と去年の同じ時期に比べて14人減少しているものの、半数の18人が65歳以上の高齢者だということです。