「焚き火スト」の称号をゲットしよう! 薪割りも体験できるアウトドア資格「焚き火検定」に参加してみた【前編】
キャンプの醍醐味ともいえる「焚き火」。 ゆらめく炎、そしてパチパチと薪の爆ぜる音には、不思議と心が落ち着きます。焚き火は木を燃やすというシンプルなものですが、「上手な焚き火」をするためにはいろいろと知識が必要で、意外と奥が深いんです。 【写真】「焚き火スト」になるための検定の中身を見る(全26枚) そんな基礎から通の技までをしっかりマスターできるのが、日本焚き火協会主催の「焚き火検定」。今回は2023年12月6日に開催されたこちらの検定に参加して、その内容をレポートします。しっかりとした知識やコツを覚えれば、焚き火の世界はさらに面白くなりますよ。
全国各地から参加者が訪れる! 大人気のアウトドア検定
「焚き火検定」は、薪割りからファイヤースターターでの着火といった〝焚き火の基本〟を学び、「日本焚き火協会認定 焚き火スト」の資格を獲得できる検定です。 検定とはいっても、実際に焚き火のやり方をレクチャーしてもらいながら実践していくワークショップ形式なので、焚き火に対する知識がなくても大丈夫。かくいう私も焚き火への知識はゼロに等しいところからのスタートでした。 今回会場となるのは、千葉県千葉市にある泉自然公園。四季を通じてさまざまな自然が楽しめる広い公園で、デイキャンプやバーベキューを楽しめる広場があります。 焚き火を教えてくださるのは、日本焚き火協会会長の猪野正哉さん、事務局長の三橋晃大さん、キャンプたけしさん。会長の猪野さんは〝焚き火マイスター〟としてテレビや雑誌でも活躍されている方で、参加者の中にはテレビ番組「マツコの知らない世界」などで猪野さんの人柄に興味を持って来た人もいました。 そのほか、検定の参加者は「アウトドアの資格集め」のためであったり、「自然教室で子どもたちに教えるときのために資格を持っておきたい」といった理由であったり。関東はもちろん、関西や九州などの遠方から来た方も多くいて、アウトドア初心者から焚き火に慣れている方まで全国各地からさまざまな人が集まっていました。