クリストファー・ノーラン監督、次作はマット・デイモン主演で2026年夏公開
アカデミー賞7冠を達成した「オッペンハイマー」(2023)のクリストファー・ノーラン監督が、新作に着手していることがわかった。 米Deadlineによれば、新作はマット・デイモンが主演交渉を進めているようだ。新作のタイトルやプロットは現在のところ不明だが、2025年初頭にクランクインするとのこと。「オッペンハイマー」に続き米ユニバーサル・ピクチャーズが製作・配給し、IMAXで2026年7月17日全米公開の予定となっている。デイモンはこれまでノーラン監督の「インターステラー」と「オッペンハイマー」に出演している。 ノーラン監督・脚本、キリアン・マーフィ主演の「オッペンハイマー」は、第二次世界大戦中にアメリカの極秘プロジェクト「マンハッタン計画」に参加した物理学者ロバート・オッペンハイマー(マーフィ)が、世界初となる原子爆弾の開発に成功するが、被爆地の惨状を聞き自責の念を抱く。デイモンはマンハッタン計画の最高責任者である米陸軍の将校レズリー・グローヴス役を演じた。同作は世界興収9億7500万ドル超を記録し、アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など7部門を受賞した。