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大阪市の駐輪場で9月、電動自転車のカギを破壊し盗み出すドロボーがカメラにとらえられた。 一時はカギを壊そうとして失敗し立ち去ったものの、再度ペンチのようなものを持ち込んでいたという。 被害者は、もっと防犯を強化すべきだったと後悔を語っている。 【画像】電動自転車のカギを破壊し盗み出すドロボーの様子（9月午前9時頃、大阪市・中央区のマンションの駐輪場）（合計7枚）

道具を駆使し自転車盗む男

大阪市中央区にあるマンションの駐輪場で9月に撮影されたのは、止めてあった自転車のカギをペンチで破壊し、盗み取る”フル電動自転車ドロボー”の姿だ。 犯行後、駐輪場に来た被害者は、「切られたカギのチェーンがあったんで、もうパクられたと思って…」と残されたチェーンに立ち尽くしたという。 犯行が行われたのは午前9時ごろ、マンションに現れた2人の男は駐輪場に侵入すると、止めてあるフル電動自転車をガサゴソと探っていた。 しかし、しっかりとカギがかかっていたため、男たちはその場を立ち去ったという。 映像を見た被害者は、「ペンチでチェーンを切ろうとしていたんですけど、それがたぶん無理やって、一度どっか行ったんですけど」と、一度は諦めたのではないかと語る。

戻ってきたドロボー…ペンチで…

しかし、約1時間後、なんと1人の男が再びマンションへと戻ってきた。 男は上着のポケットから何かを取り出し、力を込めるようにカギを破壊すると、急いで自転車に乗り、走り去っていった。 被害者は、「朝起きて出勤しようと思ったら、もう（駐輪場）下に自転車がなかった。ペンチか何かを持ってきて、1分2分ぐらいでカギのチェーン切ってすぐ持っていって…」と一瞬の犯行だったのではと推測している。 盗まれたフル電動自転車は、2カ月ほど前に購入したばかりで、約13万円で購入したものだという。 また、事件を振り返り、「盗まれてから思うのは、もうちょっとそのエアタグとかつけとったら良かったなとか…防犯には、お金結構かかんねんなとは、今回思ったんですよね」と防犯を強化すればよかったと後悔を語っている。 被害者は、警察に被害届を提出しているという。 （「イット!」 10月23日放送より）