～過去10年の高松宮記念の傾向分析～

前年以上の勢いを持って臨むウインマーベル（奥）

　過去10年、2連対以上の成績を挙げている前哨戦はシルクロードS、阪急杯、オーシャンS、京都牝馬Sの4つ。各々の勝ち馬が順当に駒を進めてきており、馬券はこの中から狙ってみたい。 ◇前走レース別成績 ・シルクロードS〔5.2.1.25〕 ・阪急杯〔2.2.3.37〕 ・オーシャンS〔1.2.4.54〕 ・京都牝馬S〔0.2.0.7〕 　まずは〔5.2.1.25〕で最多連対数の前走シルクロードS組。そこで勝ってきた4歳馬となると〔0.1.0.3〕で、やや不満な成績。1200m戦では4戦4連対のルガルだが、過信は禁物か。 　次に〔2.2.3.37〕の阪急杯組。こちらは2番人気以内で勝利し、これまでに重賞3勝以上の実績があれば〔1.2.0.1〕連対率75％。昨年は10着に敗れたが、今年は重賞連勝中と勢いあるウインマーベルがリベンジを狙う。

距離短縮で更に良さが出そうなソーダズリング

　〔1.2.4.54〕のオーシャンS組は、1着馬が〔0.0.0.9〕と大不振。代わって〔1.2.1.5〕の2着馬に注目。特に左回りで2勝以上の実績があれば〔1.1.0.1〕。中京芝1200mで2戦2勝のビッグシーザーは狙い目十分。 　京都牝馬S組は〔0.2.0.7〕で勝ち星こそないが、その1着だった関西馬なら〔0.2.0.0〕。ソーダズリングの上位食い込みも。