カメラクレーン事故「THE ORAL CIGARETTES」ライブ活動再開へ 「まだ責任残る状況」も
人気バンド「THE ORAL CIGARETTES」が来年1月からライブ活動を再開することを10日、公式サイトで発表した。同バンドは今年10月6日に行われた主催の音楽イベント「PARASITE DEJAVU 2024」で、ライブ中に客席にカメラクレーンが転倒する事故が発生し、観客5名が負傷していたことを受けて年内のライブ活動を休止とアルバムの発売延期を発表していた。 公式サイトでは「ライブ活動再開のご報告」と題して更新され、10月に起こったカメラクレーン事故について再度謝罪。この事故から約2カ月の期間で「お怪我をされた方々やそのご家族への謝罪を含めた対話と対応、事故の検証と安全対策の策定に向けた協議を重ねて参りました」とし「お怪我をされた方の中にはまだ完治されていない方もおられ、引き続き治療の経過に併せた対応をさせていただいております」とした。 また、事故検証については第三者専門家が参加して「改めて会場での実機を使用した現場検証を行い、安全対策の策定を進めております」とした。この検証結果については今回の映像制作に関わった3企業から「改めての検証結果と今後の安全対策のお知らせを予定しております」と伝えた。 同バンドの今後については「お怪我をされた方の治療と回復、安全対策の策定などまだ責任の残る状況ではございますが、少しずつ整理がされていく中で、THE ORAL CIGARETTESの今後の活動について話し合い、来年1月よりライブ活動の再開と、本日のこのお知らせをもって広報発信に関しても再開をさせていただきたいと思います」と来年1月からのライブ活動再開を発表した。 ライブ活動再開にあたって「お怪我をされた方とそのご家族よりご理解を賜りましたこと、心より感謝申し上げるとともに、ご報告させていただきます」と感謝。また活動休止中にファンから数多くの励ましの言葉が届いたことに「その度に大きな励ましを受けました。この感謝の気持ちをこれからの活動を通じてお返しできるよう、一層真摯に活動を続けて参ります。改めて、深く御礼申し上げます。そして、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」としている。 以下、公式サイトで発表された全文。 先日の「PARASITE DEJAVU 2024」DAY2にて発生したカメラクレーン事故につきまして、お怪我をされた方、そのご家族、関係者の皆さまをはじめ、音楽ファンのみなさま、各方面関係者さまに、多大なご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。 事故から約2ヶ月の期間、お怪我をされた方々やそのご家族への謝罪を含めた対話と対応、事故の検証と安全対策の策定に向けた協議を重ねて参りました。お怪我をされた方の中にはまだ完治されていない方もおられ、引き続き治療の経過に併せた対応をさせていただいております。事故検証につきましては、改めて会場での実機を使用した現場検証を行い、第三者専門家にも参加いただき、安全対策の策定を進めております。こちらに関しましては別途、今回映像制作に関わった株式会社スペースシャワーネットワーク、株式会社629、株式会社関西ロケーションサービスの3社より、改めての検証結果と今後の安全対策のお知らせを予定しております。 THE ORAL CIGARETTESにつきましては、ライブ活動を休止させていただきましたが、この休止においても沢山のお客さま、関係者さまにご迷惑をおかけする形になってしまったことも、併せてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。 お怪我をされた方の治療と回復、安全対策の策定などまだ責任の残る状況ではございますが、少しずつ整理がされていく中で、THE ORAL CIGARETTESの今後の活動について話し合い、来年1月よりライブ活動の再開と、本日のこのお知らせをもって広報発信に関しても再開をさせていただきたいと思います。具体的な今後の活動内容に関しましては、別紙にてお知らせをさせていただきます。 また、この度のライブ活動再開にあたり、お怪我をされた方とそのご家族よりご理解を賜りましたこと、心より感謝申し上げるとともに、ご報告させていただきます。 この期間にみなさまから数多くのあたたかいお言葉をいただき、その度に大きな励ましを受けました。この感謝の気持ちをこれからの活動を通じてお返しできるよう、一層真摯に活動を続けて参ります。改めて、深く御礼申し上げます。そして、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 THE ORAL CIGARETTES 株式会社 MASH A&R 株式会社 グリーンズコーポレーション