遠藤エミ/ボートレース（競艇）

ボートレースびわこでは2月20日からGⅡ「第8回レディースオールスター」が開幕する。当地での開催は2018年の第2回大会以来で、2回目。主役を張るのは、女王・遠藤エミだろう。史上初の女子SGレーサーとなった遠藤は、昨夏のレディースチャンピオンで3度目のGI制覇。3年連続4度目の優秀女子のタイトルも手にした。女子ナンバーワンの実力者であることは間違いない。 【ボートレース】レディースオールスター注目！？初代"ミス38位"木村紗友希のボディコン姿（写真9枚） ただ、意外にもレディースオールスターとの相性は良くない。過去7大会での最高成績は第5回の準優勝で、優出は2回だけ。地元開催だった第2回は予選トップ通過を果たしながら、準優で痛恨のFに散った。それだけに今大会にかける思いは誰よりも強いはず。大会初制覇を成し遂げて、今年も女子賞金戦線をリードする。 3年連続ファン投票トップの守屋美穂は、第6回大会の覇者。第5回まで1位選手の優勝はなかったが、それを守屋が打ち破った。びわこ水面はあまり好走歴がないが、記念で揉まれた技術やエンジン出しは、女子屈指。ファンの思いに応えるべく、2度目の優勝を狙う。 両者を最も脅かすのは、「まくり姫」高田ひかるだろう。伸びを活かしたお馴染みの超絶まくりは、コース不問で内艇を飲み込む。高田も女子ビッグタイトル獲得が待たれる一人。ドリーム戦は4号艇で登場予定だけに、ここを制すれば、一気に突っ走る可能性は高い。 高田と同様に、渡邉優美も喉から手が出るほど初タイトルが欲しいところだ。A1級に定着し、直近2期は勝率7点台をキープ。初制覇へ、機は熟したと言える。實森美佑はA2級での参戦だが、23年11月にデビュー初優勝を飾るなど成長著しい。人気・実力とも文句なし。ニューヒロインへと駆け上がるか。