<コラム>『いちばんすきな花』美鳥ちゃん問題という“わけのわからなさ”で後半戦への高揚感をさらに高めるすさまじさよ!
『いちばんすきな花』第7話
椿(松下洸平)ってさ、あのときとさ(どのとき?)、なんにも変わってないよね…。 椿はね、自分のことをね、人間ではない、小動物かなんかと思ってんのかね?(急に) 【写真10枚】『いちばんすきな花』第7話の場面シーン いやね、普通ね、あんだけの容姿を持ってたらね、異性…いや、人類という括(くく)りであれば、誰しもね、自分に“魅かれる”っていう、そういう可能性があるって、わかんないもんかね?? いや、うん、そうね。きっとわかんないんでしょうね。うんうん、でも、それはすごくわかる。そういう感じだもんね。そう、それって無自覚。自分がそういう“容姿”であることの無自覚。つまり、自分がイケメンであることの無自覚。いや、結構な上位レベルのイケメンであることの無自覚。で、その無自覚も、無自覚を装ってる風。自分イケメンですけど?ひけらかさないですよ?普通にしててもイケメンだもんね?っていう自覚があるうえでの無自覚風。無自覚を装うことで、さらにそのイケメン度合いが増すことを計算したうえでの無自覚風イケメンではなく、真の無自覚イケメン(もう“無自覚”と“イケメン”言いたいだけ)。
なんて、罪深い男!無自覚イケメンパラドックス!!!!!
っていうか、あまりにもナチュラルな無自覚イケメン過ぎて、こっちもたまにイケメンであることを忘れてしまうほど、自らのイケメンを出してこない…それはまるで、人間ではなく、自分を小動物か何かと思っているかのごとく、小動物に対して人は決して“恋愛感情”を抱くことがないように、自分もそうであるかのように捉え、自然オーラ的に、誰に対しても無償の愛を与えてしまう(いよいよ意味わからん)。そう!それは!!つまり!!!無自覚イケメンナチュラリスト!!!!!(言いたい放題で意味変わってる)。 うん、つまりのつまり、ここまでを、簡単に要約すると(最初からそうしろ!)、自分のイケメン具合に無自覚=あのころ=『知ってるワイフ』(フジテレビ)の津山のとき、と、なんにも変わってない!!!(作品またぐな)もう、いつもいつも、あのころとなんにも変わってないから(作品違うから!)、いくら年下だからって、いくらあんな自分とは対極の可憐な女の子だからって、好きになるはずがないとか思ってんだかなんだか、きっとそうとも何も思ってないんでしょうけども、いつものように自分は小動物であるかのように、だれかれ構わず、無償の愛を自然に与えた結果、恋愛感情を抱かせてしまう!!夜々ちゃん(今田美桜)を沼らせてしまう!!!なんて!!!!なんて、罪深い男!!?!?! …いや、だけど、待って?『知ってるワイフ』の津山は(作品違うから!)、自分のイケメン具合に無自覚すぎて、自分のイケメン具合に気づいていれば、そのイケメン具合を自覚することで強引に相手を奪ってしまえば、成就できてた…っていう、そういう男だったんだけど、今回の椿は?え?待って??どうしよう???自分のイケメン具合に無自覚であることで、まさか、誰かを好きにさせてしまった…って、え?何?これ?(知らんがな!) 逆に、こじらせてない?!津山の無自覚イケメンはほぼ誰にも迷惑かけてなかったけど、椿の無自覚イケメンは、誰かの心を、大きく揺るがしている!!!椿、こじらせている!!やっぱり、結局、とどのつまり、罪深い男!!!!無自覚イケメンパラドックス!!!!!(もうわけがわからん) っというわけで、夜々ちゃんに告白めいたことされてる最中の、家庭用エアホッケー越しの、椿の顔、最高でしたね!!!!!(結局そこ) あの… (え?夜々ちゃん、自分のこと、好き?…なの??) (恋愛…感情…の、好き…なの?) (え、僕…を好きになってくれる要素、あっ・・た・・っけ??え?そうなの?) (うん、っていうか、何言ってんの?) (…うん、理解が追いつかない) (どういうこと?夜々ちゃん、どういうこと??) (うん、でも、いや、わかってる、うん、そう…だね…) の、“察し”を、あの得も言われぬ“察し”を、すべて“首かしげ”で表現してしまう、松下洸平、ごちそうさんです!!!!!(?)